社会に役立つ人間となれ！

「皆さんは何のために勉強しているのですか？それを真剣に考えてみたことがありますか？」

　私はつまるところ、自分が幸せになるために勉強するのだと考えます。全てのものは、自分のためと全体のためという二つの目的を持って生きています。

たとえばチョウやミツバチが花の蜜を吸う行為は、チョウやミツバチ自信の為であると同時に、花の受粉を助けるという他の為でもあります。

同じように皆さんが大人になると、それぞれ仕事につきますが、それは自分が生きていく為であると同時に、社会に役立つ為でもあります。そして社会に役立っているという実感が皆さんの生きがいとなっていきます。人を喜ばせることが自分の喜びとなるのです。それは自分だけで味わう喜びよりも、もっと大きな喜びになります。

将来皆さんに社会に役立つ人間となって多くの人に喜びを与える人間となって欲しいと願います。・それが皆さんが最も幸せになれる方法です。

勉強は多くの人を幸せにできる能力を身につけるための土台作りです。だから皆さんに一生懸命勉強してほしいと思います。皆さんが生きがいを感じる仕事に就くためです。社会に役立つ人間になることを夢見て今は一生懸命努力して下さい。その人は将来社会に役立っているという実感がその人の生きがいとなり、勝ち組・負け組ではなく「幸せ組」に入れると思います。