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最強のパートナー うえの塾 福井

2020/08/04

 入試や定期テストで最も役に立つ学習上の指針は何でしょうか?

 それは「過去問」です。

 過去問の使い方でよく見られるのが、過去問の学習は最後の最後にとっておいて、試験直前にやってみて実力を確認する方法です。一見正しいやり方に見えますが、それは違います。

 理由の第一はあまりにもったいないからです。第二は最後にやってみて点が取れなかったら、自信をなくし不安に陥るからです。入試など大きな勝敗をかけた場面では「平常心」が何より大切です。不安をもったままでは、実力を出し切ることはまず不可能です。

 第一の「もったいない」に戻ります。試験には必ず傾向が存在します。どんな試験でも範囲はそれなりに広いものです。全部くまなくやると大変なことになります。その範囲の中に、重要な所とそうでもない所が存在します。学校の定期テストにおいても、重要なポイントや到達度をはかりたい箇所は、どの学校でも全国共通の指導要領で取り組んでいるわけですから、学校ごとの違いはそれほどありません。テストではその当たりが必ず出題されます。

 それでは過去問はいつ取り組むべきか。真っ先に取り組むべきです。出題する側のメッセージを受け止め、それに応じるため、傾向を知るために第一に取りかかるべきなのです。

 まず傾向を知る、そして次に自分の課題を知るのです。「課題を知る」とは「目標への距離を知る」ことです。何ができて何ができないかをざっと確かめ、自分の課題を具体化するのです。それを知った上で、力を入れる箇所とそうでない箇所をきちんと区別なしければいくら時間があっても足りません。

 過去問をやって自分が目標とする合格もしくは成績に至る学習地図を作り、それに従ってゴールまで向かいましょう。夏休みはそのための絶好の機会です。

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