「やればできる」という思いを強く持とう! うえの塾 福井

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「やればできる」という思いを強く持とう! うえの塾 福井

2020/07/21

 皆さんは成績を伸ばすために、もしくは高校受験・大学受験で自分の志望する学校に合格するために塾に通っているはずです。それでは成績を伸ばすには何が必要でしょうか。努力と時間が必要です。全員成績を伸ばしたいと思っていても、全てそうならないのは、多くの場合、成績が伸びるまでに努力を怠ってしまうからです。ある一定の期間努力を持続するための原動力は信念です。信念が弱いと途中であきらめてしまったり、結局やっても無駄ではないかと思ってしまいます。

 

その信念とは「自分はやればできる」という思いです。

 

 ノミという昆虫がいます。最近は見かけませんが、犬を飼っている人は犬を散歩に連れて行って草むらなどを歩かせたりすると、体にいっぱいノミをつけているのを見たことがあると思います。ノミは自分の体の200倍の高さ飛ぶことができます。そのノミをビーカに入れてガラス板で蓋をして1日くらい置いておくと、次の日ガラス板を取ってもノミはビーカの外へ出て行かなくなります。最初ノミは大変な勢いで眼に見えない天井にぶつかり、まっさかさまに落ちてしまいます。何度も何度もそれを繰り返しているうちに、やがて全力のジャンプをやめてガラスにぶつからない「ほどほど」を覚えてしまうのです。ガラス板を外した後、ノミの能力なら難なく外の世界に飛び出せるのに、もう挑むことはなくなります。ノミは愚かな生き物ですが、私たちは本当にこのノミを笑うことができるのでしょうか?

 

 皆さんは自分で「限界」を定めて、それ以上挑む心を失ってしまうことはありませんか。「この科目は自分に向いていない」「自分はこれ以上の点なんて取れない」「記憶力が弱いから仕方がない」など。自分の能力を勝手に定めてはいないでしょうか。多くの専門家が「プロの学者になるならともかく、高校入試のレベルなら個人の才能の差はないに等しい」と言っています。皆さんの成績の結果を左右しているのは「能力」ではなく「思い込み」からくる自信の有無かもしれません。目に見えない天井に阻まれて力を発揮できないままでいるとしたら、残念でなりません。人間は決意と努力によっていくらでも壁を突破できます。

 この夏その壁に挑戦して下さい。

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